半歩先への架け橋ブログ

人生の“再設計”や“次の一歩”を見つけるための思考のヒントの提供

減速装置による感情コントロール

肌感覚設計志


現象

業務上において感情的な衝突が

起こってしまうことがあります。

相手の言語や態度にカッとなってしまい

つい感情的に返してしまったことで

業務進捗がスムーズに

いかなくなったような経験などは

なかったでしょうか。


そのような状況化で

ふと脳裏に浮かび上がってきたのが

機械設計でスピードをコントロールする際に

使用する"減速装置"のことでした。

物理現象を心理現象に置換えることで

解決の糸口に繋がるように思いました。


減速装置とは何か?

自動車部品のなかには

重たい部品が勢いよく動くのを

コントロールするための

「減速機構」というものがあります。


重力に逆らわずに部品が勢いよく

動いてしまうと

指を挟んでしまったり

部品が壊れてしまったりします。

それを防ぐための1つの手段として

減速機構、

ダンパーというものを使用し

安全性を担保します。


この「減速」の考え方を

感情に応用すると・・・・。


感情の衝突も減速が必要

人間関係での衝突も

ある意味で

「質量のある感情が加速していく現象」、

と捉えられます。


相手が感情的に責めてくると

つい自分も反射的に感情的に返してしまう。

結果として

自分のことが誤解され

周囲からの視線が切り替わり

評価の低下につながってしまう。


この流れのサイクルからは

何も得るものがない。

自己感情の暴走化により

自分の立場や信用が傷ついてしまう。


心に減速装置をつける3ステップ

どうすれば感情の暴走を防ぎ

冷静な対処ができるのでしょうか?

私は次の3ステップが効果的だと考えています。


① 「事実」と「感情」を分けて捉える

相手の言葉や態度から受けとる刺激には

事実と感情が混在しています


例)

事実

該当案件を引き継ぎなしで渡されたものの

不具合が隠されていたことを知らされていない


感情

客先から苦情を受けた上位者が

対策していない現状に対し怒り狂う。


このとき

「感情」に反応してしまうと

トラブルになってしまうため

まずは「事実」だけを抽出し

冷静に対応を考える必要があります。


② 感情ではなく行動に変換する

感情で返す代わりに

どうすれば前に進めるのかに意識を傾けます。

例)

不具合の現象から原因が何なのかを特定し

・改善策内容の決定

・納期から逆算した日程感の算出

・対策に掛かる費用の算出


③ 心のなかに自分だけの減速装置を設置する

怒りや焦りを感じた瞬間、

心に減速装置を付けてみよう、

と心の中でつぶやいてみてください。


言語化することで

自分を客観視するスイッチが浮かび上がり

衝突を未然に防ぐことができます。


冷静さは成長の第一歩

感情に流されず、

事実に向き合い、

冷静に行動してみる。


簡単なようで

実践はとても難しいことです。

だからこそ「減速装置」のような仕組みが

必要なのだと考えています。


自分の中に

“心の減速装置”をつけることで

衝突ではなく前進を選択してみる、

それが

成長の原動力となります。


勢いは力になるが

制御できなければ破損してしまう、

だからこそ減速を忘れずに前へ前へ。

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